Schmidheiny et al. (2019) イベントスタディデザインと分布ラグモデルについて

論文情報

Schmidheiny, Kurt and Siegloch, Sebastian, On Event Study Designs and Distributed-Lag Models: Equivalence, Generalization and Practical Implications. IZA Discussion Paper No. 12079. Available at SSRN: https://ssrn.com/abstract=3323194

要約(DeepL翻訳)

パネルデータイベント研究デザインの重要な特徴と落とし穴について議論する。我々は、以下の主要な結果を導き出す。第一に、イベント研究デザインと分散ラグモデルは数値的に同一であり、正しいレパラメトリー化後のパラメータ推定値は同一である。第二に、効果ウィンドウのエンドポイントのビン化により、治療を受けていないユニットが存在しない場合でも、動的な治療効果を識別できる。第三に、古典的なダミー変数イベント研究デザインは、治療の異なる符号と強度の複数のイベントを考慮するモデルに自然に一般化することができ、これは労働経済学や財政学の研究にとって特に興味深いものである。